我が家の愛犬でもあるミニチュアシュナウザーとはどんな犬なのか?とても賢い犬で飼いやすく、日本でも人気の高い犬種なのですが今回はその魅力や特徴を紹介しますね。
ミニチュアシュナウザーってこんな犬
ミニチュアシュナウザーと聞いてまずイメージするのがおじいさんのようなその風貌ではないでしょうか?ドイツ原産の犬種でその名前の由来ともなった口髭(ドイツ語でひげのことをシュナウザーというらしいです。)がとても特徴的です。
ミニチュアシュナウザーは中世のドイツで番犬として農場などで活躍していたスタンダードシュナウザーをもとにプードルやミニチュアピンシャーなどと交配してつくりだされた犬種だといわれています。テリアグループに分類されていますが、実はテリアの血統は受け継いでいないようです。
身体的な特徴について
- 体高 30cm~35cm
- 体重 4.5kg~7kg
- 外見 筋肉質で頑丈なな体つきをしています。
- 耳 たれ耳の子もいますが、断耳して立たせる子もいます。
- 尻尾 尻尾は小さいうちに断尾して短くしていることもありますが、最近では自然なまま残している子も増えているようです。
- 毛質 一般的には固い毛質のダブルコートで触るとザラザラしています。抜け毛はほとんどなく、うちの場合は賃貸マンションで飼っていますが掃除をするときなどほとんど気になりませんよ。
- 毛色
ソルト&ペッパー(一番有名です。)
ブラック(全身黒い子です)
ホワイト(うちの近所では見かけたことがないので珍しい毛色なのでしょう。)
ブラック&シルバー(うちの子はこの毛色です。ほぼ全身黒ですが胸や口回りだけ白い毛が混ざっています。)
性格について
とても好奇心が旺盛で、家の中でも外でも活発で遊ぶのが大好きな犬種です。飼い主に従順でしつけがしやすいと言われていますが、頑固な面もあるので多少苦労することもあるかもしれません。
また、警戒心が強く、攻撃的になったり良く吠える子もいるようですが、うちの子に関しては無駄吠えすることもほとんどなく素直な性格なのでとても助かっています。当たり前ですが、人間と同じようにシュナウザーといってもその性格は一頭一頭違いますので、飼う前にしっかり確認しておくといいでしょう。
日頃の運動について
基本的に一日2回の散歩は欠かせません。運動量が不足しているとストレスをためてしまいますので、1回20分程度の散歩を2回は行ってあげるのがいいと思います。神経質な面もあるので、できれば毎日決まった時間に行ってあげたほうがいいかもしれませんね。ちなみにうちの子は毎朝6時になるとケージの中から小さな声で「うぅ~ん」「きゅ~ん」などとお散歩を要求してきます。今ではその声が目覚まし代わりになっていますよ。(笑)
お手入れについて
毎日のブラッシングが基本です。匂いや抜け毛がほとんどない犬種なのでお手入れは非常に楽なのですが、毛が伸びてくると毛が絡まって毛玉になりやすく、一度毛玉になるととかすのが一苦労なので、ブラッシングを嫌がる子もいますがこまめなブラッシングをしてあげましょう。うちの子も最初はブラッシングを嫌がっていましたが根気強く続けることでいまでは嫌がらずに(おしりまわりはいまだに嫌がりますが…)やらせてくれるようになりました。
我が家ではトリミングは3か月に一度くらいで、その間については自宅でバリカンなどを使用してセルフカットをしています。セルフカットは多少ガタガタになることもありますが(笑)、それなりにかわいく仕上がりますよ。
コンテストなどを目指す方はストリッピング(手で毛を抜く)をするらしいのですが、かわいそうなのでうちではしてていません。また、ストリッピングしている人に会ったことがないので少数派なのかもしれませんね。
寿命について
平均的な寿命は12歳~14歳くらいといわれています。
価格について
ペットショップで購入する場合、毛色や生後どれくらい経過しているかによってまちまちだと思いますが、だいたい15万円~30万円くらいの価格帯で販売されているようです。
ブリーダーさんから購入する場合は価格の相談もできるのかもしれませんが、25万円~35万円くらいで販売されていることが多いのではないでしょうか。
うちはペットショップで購入しましたが、ペットブームの陰で捨て犬や保護された犬が殺処分されてる現状があることをを知ったので、次に犬を飼う場合は保護団体などから里親として引き取ろうと考えています。もし、現在犬を飼うことを検討されている場合は、里親というのも選択肢に入れて検討していただけると嬉しいです。
まとめ
ミニチュアシュナウザーの魅力や特徴を紹介しましたがいかがだったでしょうか。
実際に一緒に暮らしてみると彼ら(彼女ら)の何とも言えない表情やしくざなどここでは紹介しきれない気づきや発見がありますよ。また、仕事で疲れて帰ってきて、ドアを開けた瞬間になんの見返りもなく常に最高の喜びをぶつけてくるその姿に癒されない人がいるでしょうか。
ということで最後にもう一枚。親ばか。(笑)