家計管理をしようと思ったときに、まずは電気をこまめに消して、少しでも安い食材を求めてスーパーをはしごするなど目先の節約をいきなり始めていませんか?

節約も大切ですが、節約を始めるその前にちょっと俯瞰して(高い位置から見渡して)家計の要素について少し考えてみてほしいと思います。

まず家計の要素について俯瞰的に見ることで、無駄のない家計管理が可能になり、効果的に貯蓄ができるようになると思います。

家計の要素とは?

家計の要素といってもとくに難しいことはなく、その内容はいたってシンプルです。家計は「収入」、「支出」、「貯蓄」、「期間」の4つの要素で構成されており、この4つの関係性は以下のようになっています。

 収入 ー 支出 = 貯蓄

 貯蓄 × 期間 = 目標貯蓄

何をいまさらと思われるかもしれませんが、家計管理をするうえで今どの要素について改善していこうとしているのかを把握しておくことは重要です。

なぜなら、家計管理とは「一定の期日までにどうやったら目標の金額まで貯蓄することができるのか」を考え実行していくということですよね。

やみくもに節約をするというのは、目標を定めずに走り出すのと同じです。たとえば「ハワイに行きたいのでとりあえず行けるとこまで歩いて行こうと思います。」っていう人ってかなりおバカさんですよね?

でも家計管理について同じ事をしている人は多くて、そして自覚がない人も多いと思います。

目的を達成ようと思えば、目標に合わせて適切な手段を選ばなければなりません。

目標貯蓄の達成のためにできること

目標貯蓄を達成するためにできることを整理すると

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 目標を再設定する
  • 達成までの期間を変更する

基本的にこの4パターンしかありません。あとはそれぞれの組み合わせがあるだけです。

収入を増やす

収入を増やせば当然貯蓄に回せるお金は増えますよね。

収入を増やす方法として

  1. 現在の会社で出世を目指す
  2. 現在の仕事以外にサブの仕事を増やす
  3. より高収入な仕事に転職をする
  4. 投資をする

などが考えられます。

一番おススメなのは「現在の会社で出世を目指す」です。今の会社で評価されるように努力するのは仮に出世できなかったとしても失うものはありませんしリスクが一番少ない方法だと思います。

次に一番確実に収入アップを狙える方法として副業があります。週末だけのアルバイトでも月に5~6万はかせげると思います。ただ、メインの仕事が休みのときにさらに働くのは体力的に厳しい面もありますので、体力に自信がある人におススメの方法です。

また、副業は会社の規定によって禁止されているところもあると思いますので、まずは服務規程などを確認してみたほうがいいでしょう。(勝手にやってばれて、減給処分にでもなれば本末転倒ですよ。)

転職に関しては、今より高収入になる可能性も十分ありますが、逆に収入ダウンしてしまう可能性もありますので、ご家族と相談し、よく考えて決めるのがいいと思います。

ただ、現在の収入が200万円台であれば、転職により収入アップする可能性が大きいと思いますので積極的に検討してみてもいかもしれません。

投資は短期的に収入を得ようとする場合ハイリスクになりがちなのでおススメしませんが、長期的に行うのであればリスク管理をしたうえで資産を増やすことは可能だと思います。

支出を減らす

家計管理といえば節約ですよね。節約をすることで支出を減らし貯蓄を増やすことができますが、支出についてその性質ごとに分けて考えてみると以下のようになります。

  1. 食費、日用雑費などの変動費を減らす
  2. 生命保険料、家賃、通信費などの毎月定額で払っている固定費を減らす
  3. 浪費を減らす

食費や日用雑費については一番身近で減らしやすい項目だと思います。夫婦二人と小さな子供という家庭で食費が5万円を超えているようであれば、工夫次第で十分コストカットが可能だと思います。

ただ食費を削りすぎると健康問題心配ですし、なにより生活が貧相になって精神的にもよくありませんので、月に数回は贅沢を許す日を設けるなどメリハリのある節約を心がけましょう。

節約効果という意味では一番効果が高いのが固定費の節約です。

家計費における固定費の割合は大きく、住居費を抑えるために引っ越しを検討したり、携帯を3大キャリアから格安携帯に切り替えるだけでも毎月数千円安くすることが可能です。また、保険の内容を見直すことで無駄な補償を削り、シンプルで分かりやすい保険に組み替えることも効果的です。

最後に普段のお金の使い方を消費、浪費、投資の3つにわけて考えるクセをつけることをおススメします。

分け方について厳密に考える必要はありませんが、常に自分のお金の使い方について意識を向けることで節約の意識を高める効果があり、お金を活かす使い方ができるようになると思います。

目標を再設定する

車の購入のためにとりあえず300万円を貯めれたらいいと考えている人と、老後資金のために5000万円貯めたいと考えている人では当然目標の達成可能性が違います。

今の収入から現実的に達成できそうな目標なのか一度考えてみて、難しいようなら目標を少し下げてみるのも一つの考え方だと思います。

長い人生には突然のリストラに収入が低下してしまったり、病気で一時的に働けなくなってしまうなどの想定外がつきものですので、最初に立てた目標に固執せず、状況に合わせて柔軟に目標を変更するのも賢い考え方といえます。

達成までの期間を変更する

目標設定とも関連しますが、目標をいつまでに達成したいかというのも重要な要素です。

仮に20年かけて貯蓄することを想定していれば、現在の生活とのバランスをとりながら長期的に資産運用することも可能でしょう。

しかし、5年以内にまとまったお金が必要になるケースでは今の生活を多少犠牲にすることも必要になるかもしれません。

短期間でお金を貯めるにはその覚悟があるのかどうかも含めて「いつまでに」という期間設定を考える必要があります。

まとめ

貯蓄のための4つの要素についてお伝えしました。

言われてみると当たり前ですが意外と意識していない人が多いのではないでしょうか。もう一度まとめておくと4つの要素とは

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 目標を再設定する
  • 達成までの期間を変更する

です。

この4つを意識して今日から一緒にムキムキ貯蓄体質を目指しましょう!