家計簿をつけるうえで悩むことのひとつに項目設定をどうするのかということがあります。
市販の家計簿や家計簿ソフト、アプリによっては最初から固定の項目が設定されているものもありますが、自分で自由に設定できるタイプのものも多いですよね。
自由度が高いのは自分好みに管理できていい面もありますが、いざ項目を設定しようと思ってもサクサク決められる人は少ないのではないでしょうか。
そこで、今回は独身時代から現在に至るまでの生活環境の変化に伴って、我が家の家計簿の設定項目がどのように変わっていいったかを参考に書いてみたいと思います。
独身時代
就職して最初の頃は家計簿ソフトを利用して家計簿をつけていた時期もありますが、全く続かなかったためどのような費目を設定していたか今となっては不明です。
最終的には家計簿はつけず月一回程度、通帳を記帳して残額を確認するという管理だけになりました。
かなりざっくりした管理でしたが、もともと浪費家ではなかったということもあり、固定費と最低限の生活費以外で使うお金は友達との飲み会や美容室代などそれほどかからずこの管理でも困ることはありませんでした。
結婚前の同棲時代
お互いに仕事をしていたので共同財布にお金を出し合いそこから生活費を支出していました。
生活費以外についてはお互いで自由に管理する方式です。
生活費についてはどれくらいお金を使っているか確認する必要が出てきたので、エクセルで簡単な表を作り管理し始めました。
そのときの項目は以下の通りです。非常にシンプルですが当時の二人にとっては必要十分な内容でしたよ。
収入
- お互いの収入の中から一定の割合を決めて支出
支出
- 家賃
- 高熱水道費
- 食費
- 雑費
- 医療費
これが収支均衡するように管理していました。
使いすぎたときは追加でお金を入れて収支を合わせる感じです。
結婚後~現在
結婚した後はしっかりお金を管理する必要があるだろうということでここから本格的な家計簿をつけることになります。項目としてはこんな感じです。
収入
- 給与収入(夫)
- 給与収入(妻)
支出
やりくり費
- 食費
- 消耗品費
- 医療費
- 旅費交通費
- 被服費
- 美容費
- 教育・教養費
- ペット費
- レジャー費
固定費
- 家賃
- ガス代
- 電気代
- 水道代
- 携帯代(夫)
- 携帯代(妻)
- NHK受信料
- おこずかい
- おこずかい(ボーナスの時)
- 社会保険料
- 雇用保険料
- 国民年金
- 国民健康保険
- 住民税
- 所得税
- 生命保険料(会社ごと)
- 奨学金返済
- 組合費
- 職場の親睦会費
- 寄付金
- 特別費
- ふるさと納税
やりくり費として毎月変動する項目を設定しています。
日々の節約は主にこの項目を工夫してお金を残せるように気を付けています。
固定費としては毎月変動しない項目、もしくは毎月の支出ではないけど年間を通していつか出ていく予定のお金を設定し、予算を確保しておくことで未来の支出に備えるようにしています。
また固定費は定期的に中身を見直すことで家計に無駄がないかチェックすることもしています。
まとめ
家計簿の項目の設定の仕方に正解は無いと思います。
ですが、皆さんのご家庭でも家族構成や収入の状態から将来の目標が決まれは自ずと最適な項目設定が見えてくるのではないでしょうか。
我が家の項目設定もこれまで変化してきましたし、この後も状況変化に合わせて定期的に変更していく予定ですよ。
まずは、少し大雑把に項目を設定してみて、どうしても分けたくなったら新しい項目を立てるという感じで初めてみてはいかがでしょうか。