ご主人もしくは奥さんと最近仲良くしていますか?パートナーが最近何を楽しみにしていて、何に悩んでいるか把握していますか?
すぐに「イエス」といえない人は以下の記事をよく読んでみてください。
当ブログは家計管理に関することを中心に書いていますが、今回は夫婦がいつまでも仲良く暮らすために必要なポイントについて考えてみたいと思います。
なぜなら、そもそも家計管理を頑張る理由って家族みんなが仲良く幸せに暮らすことだと考えているからです。
夫婦の仲が良くて、その夫婦を中心にして子どもやペットがニコニコしながら幸せに暮らしている家族とういうのはひとつの理想形ではないでしょうか。
家計管理はその幸せを実現するための手段のひとつに過ぎません。
離婚についてですが、厚生労働省が発表した統計調査「平成 29 年(2017)人口動態統計の年間推計」によると、2017年に
- 婚姻したカップルは約60万組
- 離婚したカップルは約21万組
おり、約3割のカップルが離婚しているという結果が公表されています。
また少し古い調査ですが、マーケティング会社である株式会社マーシュの調査によると、既婚者の約4割が離婚について考えた経験があるという結果も出ているようです。
離婚の原因としては、ギャンブルや借金などの「金銭に関すること」、「生活習慣や価値観に関すること」、「相手の浮気」などをあげている人が多くいます。
離婚予備軍からニコニコ家族に変身するために夫婦が今からできることを考えてみたいと思います。
会話をする
夫婦といっても育ってきた環境が全然違いますから、最初から同じ価値観を持っていることなんてありえません。
まずは、自分にとっての普通が相手にとっての普通ではないと知っておきましょう。
付き合っている間のラブラブ期間は、相手は自分のことをよく理解してくれている運命の人!という感覚を覚えたかもしれませんが、それは恋愛というフィルターを通して感じていた妄想的な部分が大きいのです。
実際に同居生活をし始めると、だんだん現実問題に直面しますのでメルヘンモードも冷めていきます。
そうなれば、「相手が何を考えているのかわからない」「こんな人だとは思わなかった」となる可能性が高いのです。
そこで、自分はどうしてそうしたのか、なぜそう思うのかということをちゃんと口に出して言わなければ絶対に伝わりません。
「これくらい言わなくてもわかってよ…。」は相手への甘えといえます。
他愛のないことをただおしゃべりするというのも夫婦にとってとても意味のあるものになります。(男性はこの他愛のないおしゃべりが苦手なのですが…。)
会話するということは、その時間相手に興味関心を向けているということです。
大切な人が自分に関心を向けてくれていると感じられることは精神的な安心感を得ることができ、相手に対して必要以上にイライラする機会も自然と減る効果があります。
浮気をするのもパートナーから十分な愛情が感じられないことが原因のひとつとも考えられますので、積極的に会話を重ねることは夫婦円満の秘訣といえそうです。
感謝を伝える
パートナーに対して「ありがとう」と伝えていますか?
- 家の掃除をするのは、当たり前ではありません。
- 食事を作るのは、当たり前ではありません。
- 子どもの面倒を見るのは、当たり前ではありません。
- 親の介護をするのは、当たり前ではありません。
- 家族を養うために仕事をするのは、当たり前ではありません。
- 家計を助けるためにパートに出るのは、当たり前ではありません。
このほかにも日常生活の中でこんなこと当たり前だと思ってやり過ごしていることはありませんか?
でもそのすべては当たり前ではないですよね。
誰かが自分のために時間を使ってくれるのはありがたいことのはずなんですが、いつの間にかやって当たりまえに感じてしまうのは人間の不思議なところです。
でも、やってもらう方は当たり前だと思ってもやってあげるほうはしっかり評価されたいですし、時には褒めてほしいですよね。
普段しっかり掃除をしているのにたまに忙しくて少し散らかってきただけで「ちゃんと掃除してね。」なんて言われた日には「じゃあ、あなたやってよ!」と臨戦態勢になるのも納得です。
仕事で疲れて帰ってきて、家でくつろいでいるときに「もう少し収入増えないの?」なんて話をされたら食欲すらなくなります。
どちらも相手のことを認める姿勢がかけていますよね。
そこで、積極的にパートナーに感謝の言葉をかけてあげましょう。
- 部屋を綺麗にしてくれてありがとう。
- いつもご飯を作ってくれてありがとう。
- 子どものこともよく面倒見てくれて助かるよ。
- 最近、仕事頑張ってるね。ありがとう。
認めてもらえるとより頑張りたくなる。そんな心理をうまく活用して夫婦仲を良くしていきたいですね。
あと二つのポイントは次回の投稿に続きます。